スマホ初心者
こんな疑問を解決します。
iPhoneに限らずandroidの方法も紹介しています。(手続き自体やることは同じです)
2019年の新型アイフォンであるiPhone11/Pro/MaxもSIMロック解除できますよ!というか2015年5月以降に発売されたスマートフォンはほぼ全てできると思てってもらって構わないです。中古や解約済みでもOKです。
そして、デメリットですが何か悪い事が起こるとかはなくメリットばかりです。
SIMロック解除について知りたい方ももちろんですが、スマホを売りたい方、海外旅行に行く予定のある方、格安SIM乗り換えを考えている方には特にお読みになって頂きたいです。
↓少し意味を説明しています
知らない方もいると思いますので少し意味を説明すると、SIMロックとはドコモで買った端末にはドコモの回線でしか通信できない様にする制限がかかっています。この制限がSIMロックと呼ばれています。
この制限を解除してdocomo以外の回線であるau回線、Softbank回線、ワイモバイル回線などなど何でも使えるようにしてくれるのがSIMロック解除です。
良い事だらけなのでSIMロック解除する事をお奨めします。それでは。
ドコモのiPhoneやAndroidをSIMロック解除するメリット
SIMロック解除っていうのは、SIMロックという制限を解除しているのでメリットがあるわけですよ。「じゃあどんなメリットがあるのか?」という訳で具体的な例を3つ紹介します。
スマホの買取価格がアップ
元の値段が高いスマートフォンってスペックが良かったり、機能、見た目が良いという事もありますが、高い物ってブランド力もあって人気なものが多いです。特にiPhone。
中古でもiPhoneってそこそこ高いです。
2019年発売の新型のiPhone11と同じくらいの値段の新作のandroidと買って数年後高く売れるのって、恐らくiPhone11です。
日本人はアイフォン好きなんですよー。世界的に見ると、日本のiPhone率の高さって珍しいんですよね。まぁそんなことは置いといて。
例えばですけどスマホを買い取ってくれる店に【SIMロック解除していないiPhone11 Pro】を査定に出したら、査定額は4万円だったとします。
次にそのiPhone11 ProをドコモでSIMロック解除してまた同じ店で査定してもらったら査定額が5万円になりました。
↑このようにSIMロックを解除しただけで、一万円~五千円とかの値段が上がるんです。価値が上がるんです。
売る予定がなくてもとりあえずSIMロック解除してみる価値は十分あります。
ドコモ回線以外の通信会社でモバイル通信ができる
ドコモでSIMロックがかかっているという事は、ドコモ回線のみでしかモバイル通信ができないという制限があります。なのでSIMロック解除をしない限りそのスマートフォンはau回線で生きていくことになります。(Wi-Fiなどは使えます)
実質SIMフリー版のスマホになるようなものです。SIMフリーというのはSIMロックという規制がかかっていない状態の事です。(キャリア以外で購入するスマートフォンはSIMフリー版と考えてOKです)
SIMロック解除すれば格安SIMの選択肢が広がるんですよね。ソフトバンク回線やau回線を取り扱っている格安SIM会社は
- ワイモバイル
- 楽天モバイル
- QTモバイル
- Repair SIM(リペアシム)
- IIJmio(アイアイジェイオ)
- nuroモバイル
- LINEモバイル
- mineo
- UQモバイル
などなどこの他にもたくさんあります。この格安SIM会社のソフバン回線やau回線の選択肢がないのって寂しくないですか?
ドコモ回線の格安SIMにも素晴らしいものはあるんですけど、au回線、ソフトバンク回線のSIMにも素晴らしいものはあります。
「ドコモ回線しか使えない」という縛りがなくなり全回線で通信できるようになるので大きなメリットになっています。
海外のプリペイドSIMが使える
海外旅行、海外出張などで外国に行くときはスマートフォンを現地で使う方が多いと思います。
当然、何もしなければ海外ではスマホで通信、インターネットは使えません。
海外でスマホを使う方法はいくつかあって
- 国際ローミング
- 海外用Wi-Fiルーター
- 海外用プリペイドSIM
といった方法が考えられます。
国際ローミングとはドコモのSIMを差したままでも海外で通信ができるというサービスです。
プランによって変化しますが1日の料金が1,000円とかお得なプランだと7日で5,200円とかです。
海外用レンタルWi-Fiとはポケットサイズで持ち運び可能な海外用Wi-Fiルーターです。「イモトのWi-Fi」という海外用レンタルWi-Fiが有名です。
「イモトのWi-Fi」に限らずレンタルWi-Fiのメリットは複数人で使えるといった点です。(荷物になってしまうという事はデメリット)値段は1日1,000円~1,500円で、データ使い放題のプランだと1日2,000円です。少し高いかなという値段です。
現地のプリペイドSIMは、お使いの携帯にプリペイドSIMを差し込むことによって海外でも通信ができるようになります。料金は8日で1,000円台とかでかなり安いです。
荷物にもならなくて1番安いのが海外のプリペイドSIMです。海外旅行にいつか行く予定がある方はSIMロック解除すればかなりの節約なります。
docomoでSIMロック解除にかかる手数料と条件
ドコモでSIMロック解除をする際にかかる手数料や条件を紹介します。
費用(手数料)
docomoでSIMロック解除する時、費用が無料の時と3,000円の場合があります。
どんな時が手数料が無料でどんな時が有料なのかというと
無料の時↓
My au(Web)からの手続きは無料です、0円です。Webからが1番簡単で早く終わるのでおすすめの方法でもあります。
有料(3,000円)の時↓
ドコモショップからの手続きと電話から手続きをした場合は手数料が3,000円かかります。この方法はWebでやれば無料でできますのでおすすめしていません。
条件
2015年5月以降に発売されているスマホと2011年4月~2015年4月までに発売されているスマホでは解除方法が違いますのでそれぞれ解説します。
2015年5月以降に発売された端末(端末)
2015年5月から現在までに発売された端末のSIMロック解除の条件なのでほとんどの方がこちらだと思います。
ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
ネットワーク利用制限携帯電話確認サイトより、ネットワーク利用制限の対象電話機であるかをご確認いただけます。 購入日から100日経過した機種であること
ただし、以下の場合は100日を経過していない場合でも即時にSIMロック解除の手続きが可能となります。
当該回線において、過去にSIMロック解除※4を行っており、その受付から100日経過した場合 当該機種を一括払いでご購入、または分割払いでご購入され、その分割支払金/分割払金のご精算をされた場合
(いずれも端末購入サポートを利用されている場合は、端末購入サポートの解除料をお支払いいただくことが必要です。)
回線契約期間中に受付したSIMロック解除が対象です。
NTTドコモ公式サイトではこのような条件が載っているのですが、少し難しいので簡単にしてみます。
- ネットワーク制限がかかっていなかったらOK(料金未払い、滞納なのでドコモで通信ができなくっていたらNG)
- 購入日から日から100日以上経っていたらOK
- ↑100日経っていなくても端末代金を一括払いや分割払いでも支払い終えていたらOK
しっかり毎月携帯代を払っている方は、ネットワーク制限がかかる事はありませんのでスマホの代金を支払い終えているかどうかがポイントになってきます。
ちなみに解約済みの方も同じ条件です。(解約済みの方は電話からの解除は行えないのでショップかMy docomoからです)
2011年~2015年4月に発売された端末(スマホ)
2011年~2015年4月に発売された端末には特に条件はありませんがSIMロック解除に対応していないといけません。
SIMロック解除対応機種こちらから対応しているかどうかを確認して下さい。
そして、2011年から2015年4月に発売されたスマホはインターネットや電話からは解除できませんのでauショップに行かなければなりません。
ドコモでSIMロック解除する3つの方法手順【ネットから無料】
(SIMロックを解除してからも問題なくドコモで通信ができます)
ドコモでSIMロック解除する方法は3つあります。
- 電話
- ドコモショップ(ドコモ インフォメーションセンター)
- MT docomo(インターネット)
の3つがあります。(↑iPhoneとandroidどちらも同じ手順です)
それぞれの手順を紹介していきます。まずは電話から。
※2021年10月1日からSIMロックという制度が禁止になりました。なので、それ以降にドコモからスマホを購入した方はSIMロック解除をする必要がなくなりました。
電話(ドコモインフォメーションセンター)
ドコモインフォメーションセンターとは総合お問い合わせ窓口の事です。
解約済みの方は電話から解除することが出来ませんのでMy docomoかドコモショップからお願いします。
インフォメーションセンターの電話番号は
- ドコモの携帯電話からの場合→「151」
- 一般電話からの場合→「0120-800-000」
にかけて下さい。
電話からは手数料が3,000円かかります。
手順は
- インフォメーションセンターに電話する
- 「こちらはドコモインフォメーションセンターです。……音声に従ってご希望の番号をお選びください。」と自動音声が流れます
- 自動音声案内に従って番号を押して下さい
- 番号を入力してくとオペレーター(人間)に繋がります
- 「SIMロック解除したいです」とお願いして下さい
- 電話番号や本人確認などの質問に答えていきます
- オペレーターさんがSIMロック解除の手続きを完了させます
電話からの解除方法は、ドコモの人が色々ややってくれるので簡単そうに感じるのですが電話をかけたり、自動音声案内に従って番号を入力したり、質問に答えたりなど意外とやる事が多いですし、何より3,000円かかってしまいます。
余程、インターネット、パソコン、スマホが苦手ではない限りおすすめはできないです。
ドコモショップから
2011年~2015年4月に発売されたスマホのSIMロック解除を行える唯一の方法でもあります。
2015年5月以降に発売されたスマホ、中古、解約後のスマホなどSIMロック解除できるスマホならすべてがショップに行けば解除可能となっています。
(ショップは1回の受付で1人2つの端末までという制限があります)
必要なもの
- 手数料3,000円
- SIMロック解除をしたいスマホ
- 身分証明書(免許証、パスポート、個人番号カードなど)
スマホを契約したショップじゃなくて、お近くのショップに行けばOKです。
営業時間は店舗によって違いますので、ご自身でご確認ください。
ドコモショップでSIMロック解除する方法は
- docomoショップに訪れる
- 店内のスタッフさんにSIMロック解除をお願いする
- 身分証明書などで本人確認を提示して本人確認をする
- 担当の方がSIMロック解除をしてくれる
↑こんな感じです。
店内の客さん次第で何時間も待つこともありますので、私は「My docomo」からの手続きがおすすめです。
My docomo(ネット)から解除する方法
ネット(My docomo)からSIMロック解除の手続きを行う場合は
- IMEI番号を確認
- My docomoで手続き
という手順です。
IMEI番号とか難しそうな感じもしますが、この手順はスムーズにいく人ならリアルに1分くらいで終わらせることが可能ですのでやってみましょう。
※ネット(My docomo)からSIMロック解除するのは照す量などかからず、無料です。
IMEI番号(製造番号)の確認方法
My docomoで手続きするにはIMEI番号が必要です。
IMEI番号は端末に割り当てられている「35」から始まる15桁の個体識別番号です。
そんなIMEIの確認方法は
iPhoneの場合は設定→一般→情報→IMEIの順でかくにんできます。
androidの場合は設定→端末情報→端末の状態→IMEIといった順で確認できます。(androidの場合機種によって多少の違いがあったり表記が違う場合があります)
androidとiPhoneの共通のやり方↓
電話アプリを開いて「*#06#」と入力すると15桁のIMEI番号が表示されます。
IMEI番号(個体識別番号)をコピーかメモが出来たら次の手順移りましょう。
My docomoで手続きを行う
早速手順を解説します。
- My docomoにログインする
- メニューから「ドコモオンライン手続き」をクリック
- 下の方にある「その他」の欄の「SIMロック解除」をクリック
- IMEI番号を入力したり「SIMロック解除に申し込む」「受付確認メールの送信先」などにチェック
- 「手続きを完了する」ボタンをクリック
- 受付日、受付番号、製造番号などが表示されてお手続きが完了です
ドコモから受付完了メールが届いていますのでご確認ください。(android)の方は、SIM解除コードというコードがメールに載っています。次の手順で使いますので絶対に削除しないで下さい)
手続き完了後にやる事(格安SIMなどに申し込んでから)
SIMロック解除手続きが完了後にやる事ですが、これはドコモではない通信業者のSIMカードが必要なので格安SIMに申し込んでから自宅に届いてから行いましょう。
↑本気でおすすめの格安SIM紹介しています
androidとiPhoneで手順が違いますので分けて説明します。
androidの手順
- 端末を電源をOFFにする(シャットダウン)
- 他社のSIMカードを差し込んで電源を付ける
- 解除コード入力画面に受付メールに載っているコードを入力
- ロック解除ボタンを押して完了
iPhoneの手順
- iPhoneの電源をOFFにする(シャットダウン)
- 他社のSIMカードを差し込んだら電源をONにする
- 「アクティベートします」と表示されます
- Apple IDとパスワードを打ち込み完了
こうしてiPhoneとandroidどちらも他社で通信ができているはずです。SIMカードを持っていない方は、乗り換える予定の格安SIMやキャリアに申し込みましょう。
スマホをSIMロック解除すれば、ドコモ回線以外の格安SIMに乗り換え可能!
本記事では【ネットから無料】ドコモでSIMロック解除する方法と条件を確認【iPhone/Android】といった内容について詳しく丁寧に解説させて頂きました。
より理解を深めてもらうために、まとめてみます。
docomoのスマートフォンをSIMロック解除するメリットは
- 価値が上がる(5,000円~10,000円)
- docomo回線以外の格安SIMが使えるようになる
- 海外旅行でプリペイドSIMが使えるようになる
ドコモのSIMロック解除にかかる手数料(費用)は
電話とドコモショップで手続きをすると3,000円
My docomo(Web)からは無料
My docomo(web)からの手続き方法は
- My docomoにログインしてドコモオンライン手続きから「SIMロック解除」を開く
- IMEI番号を入力したり各欄にチェックを入れてお手続き完了
と記事の流れはこんな感じです。
恐らくSIMロック解除をした方の目的はMNP(乗り換え)のためという人が多いと思います。
なので少しMNP(乗り換え)について解説させて頂きます。例えばドコモからUQモバイルに乗り換えるとしたら乗り換えは通常、MNPというサービスを使います。
乗り換え方法(MNP)はauからMNP予約番号を取得してUQモバイルに申し込む時にMNP予約番号を入力して契約完了という形になります。
申し込み自体は簡単なのですが、MNP予約番号の取得が少し複雑なので手順をみないとちょっと難しいです。
今難しいといったのですが、手順を見ながらやればそんなに難しくないですむしろ簡単です。
なので、乗り換えを考えている方は手順を解説しているこちらをご覧になって下さい。→ドコモからMNP予約番号の発行方法!手数料(違約金)とタイミング、乗り換えにおすすめの格安SIMも紹介
ちなみにMNPとは携帯の電話番号を変更しないでそのまま他社へ乗り換えるサービスです。
ドコモから格安SIMに乗り換えると結構安くなります。ドコモで高い料金払っている人だと8000円くらい浮く可能性もあります。少なくともほとんどの人が半額以下にはなるはずです。
乗り換えるだけで、こんなにお得になるなんてすごい事だと思いますので、乗り換えをしたいという方は早速予約番号の取得をしてみましょう。