auからソフトバンク、ドコモなどの大手キャリアに乗り換え(MNP)する方やauから格安SIMに乗り換えをする方がたくさんいます。
この乗り換えを申し込む際にMNP予約番号が必要になるので、auから取得(発行)をしなければなりません。
なので本記事では
- MNP転出にかかる費用(手数料、違約金など)
- auからMNP予約番号を発行する方法の手順
- MNP予約番号の有効期限など注意点
↑こちらを紹介します。
取得の手順は3つ解説していますが、窓口に電話して発行する方法が1番簡単でおすすめです。
ここでは、ちなみにMNP転出というのは、予約番号を発行する事ではなく乗り換え先のキャリアにMNPの申し込みをして完全に乗り換えた瞬間に「auからMNP転出した」という事になります。
乗り換え先のキャリア(格安SIMなど)からしたら「MNP転入された」という事になります。
MNPの意味を知らない人もいると思いますので、簡単に説明すると「Mobile Nuber Portability(モバイルナンバーポータビリティー)」の頭文字をとったものでそれぞれの単語を日本語に訳すと「Mobileの意味は携帯」「Numberの意味は番号」「Portabilityの意味は可搬性、移植性、携帯性など他への移転や持ち運ぶ」といった意味があります。
携帯の番号を持ち運ぶという意味の通り、「MNPは他のキャリアに乗り換えても電話番号をそのまま使い続けるというサービス」です。
MNPをすれば電話番号を変更せずに乗り換えができるんです。
この便利なサービスを乗り換える時に皆さんには利用して欲して頂きたいのでMNPにかかる費用や方法を紹介します。
※auから乗り換える際におすすめの乗り換え先の携帯キャリアはpovo(ポボ)です。料金もauより安いですし、通信速度も快適な速度を出してくれます。
povoに興味ある方はpovo公式サイトチェックしてみてください。
auからMNP転出(乗り換え)する際の手数料(費用)
MNP転出(他社へ乗り換え)するとかかる費用は
- MNP転出手数料
- 乗り換え先での初期費用(契約事務手数料)
- 契約解除金(違約金)
と主に3つあります。
お金に関わる事ですので、しっかりと目を通しておいてください。
MNP転出手数料
auからMNP転出する際には手数料が発生します。注意してもらいたいのがMNP予約番号を発行自体には手数料がかかりません。MNP転出手数料が発生するのはMNP(乗り換え)が完了した時です。
なのでMNP予約番号を発行して、「やっぱりMNPするのやーめた」ってなっても料金は掛からないんです。(普通は発行したら乗り換えしますけど笑)
このauのMNP転出手数料はこちら
MNP転出手数料 | 3,000円 |
3000円かかります。電話番号を変更しないために妥当な値段だと思います。ちなみにドコモは2000円でソフトバンクは3000円になっています。
MNPするには必ずかかる手数料となっていますので、覚えておきましょう。
契約事務手数料(初期費用)
これはMNPに限らず、乗り換え先の会社で新規契約(申し込み)する時にかかる手数料(初期費用)です。
auからの乗り換え先は大手キャリアだとドコモ、ソフトバンクがあり
auから乗り換えるおすすめの格安SIMだったらUQモバイル、LINEモバイル、mineo(マイネオ)、ワイモバイルなど色々な選択肢が考えられます。
今挙げた携帯会社の契約事務手数料(初期費用)を挙げます。
携帯会社名 | 契約事務手数料(初期費用) |
ソフトバンク | 3,000円 |
au | 3,000円 |
UQモバイル | 3,000円 |
mineo(マイネオ) | 3,000円(登録事務手数料)+400円(SIMカード発行料) |
LINEモバイル | 3,000円(登録事務手数料)+400円(SIMカード発行料) |
ワイモバイル | 3,000円 |
基本的には3,000円ですが、mineo(マイネオ)とLINEモバイルはプラスしてSIMカード発行料もかかります。
そして、これらは税抜き価格なので税込み価格にすると事務手数料は「3,240円」です。特にこの会社の「契約事務手数料が安い」とかはなさそうなので、
契約するためにはどこの会社も初期費用(事務手数料)として3,000円程度かかるという事になります。
契約解除金(違約金)
auの違約金は、9,500円です。
契約更新月以外、すなわち契約期間内にMNP転出(乗り換え)をすると違約金(契約解除料)として9,500円払わなければなりません。
ほとんどの方が2年契約(縛り)なので、この2年契約中にMNPしてしまうと違約金が発生します。
契約期間は2年(24ヶ月)で、契約解除金が発生しない更新の月は契約満了月である24か月目、25か月目、26か月目の3か月間です。
この契約更新月の確認方法やMNPのタイミングは次に解説します。
※auは違約金が改善されて、2019年10月1日以降にauと契約した方は違約金が1000円となっています。かなり解約しやすい金額になりました。
auの契約更新月の確認方法とMNPのタイミング
My au(マイページ)から更新月を確認
契約更新月はマイページ(My au)から確認することが出来ます。
- My auにアクセスして下さい
- ログインができましたら、「スマートフォン・携帯電話」をクリックします。
- 「ご契約内容/手続き」を選んでください
- 次に「ご契約情報」をタップします
- 料金割引サービス内に「2年契約」とあり下に「更新年月」があるので確認して下さい
更新年月内に、MNPをすれば違約金はかかりません。この画像の場合は2020年の2月、3月、4月に乗り換えれば違約金0って事になります。
auからMNP(乗り換え)するタイミング【違約金について】
auから格安SIM、大手キャリアに乗り換える際にタイミングよく契約更新月だったら違約金が掛からないので迷わずに気持ちよくMNPができますが、タイミングが合わなくて現在契約期間内で違約金が発生してしまう状況だと思います。
契約更新月の方は、迷う必要がありませんので早速MNPしちゃってください。
そうでない、現在契約期間内で違約金が派生する状況の方は、どのタイミングでMNP転出すれば良いのか私の意見を述べさせて頂きます。
まず乗り換え先のキャリアに絶対乗り換えたい、そのキャリアに今すぐ乗り換えないといけない理由があるという方は一刻も早く乗り換えて下さい。
そして、乗り換えは決まっているんだけど金銭面でお得に乗り換えたいという方は
auの月々の料金が7000円、MNP転出先の格安SIMが月々2000円と過程します。(MNP転出手数料、初期費用はいつ乗り換えても発生するものなので計算には含めません)
乗り換えたら7000-2000円で月々5000円安くなります。2ヶ月で10,000円、3カ月で1万5千円の得です。
更新月まで“>残り1ヶ月の場合は違約金(9500円)-乗り換えた場合1ヶ月で得するお金(5000円)=“>4500円の損になります。
ですが、更新月まで残り2ヶ月だった場合は違約金(9500円)-に乗り換えた場合2ヶ月で得する金額(1万)なのでほぼプラスマイナスゼロになります。
更新月まで3カ月も先の場合は、違約金1万-3か月分(1万5千円)なので5000円の得になります。
という事で私はプラス、マイナス0になる更新月まで残り2ヶ月のタイミングから乗り換えても良いと思います。
早く乗り変えた方が、乗り換え先のサービスにもなれますし、最低契約期間も消化できます。(格安SIMは最低期間がある会社が多く、最低期間(大体12カ月)が過ぎればそこからずっと縛りなしでいつ解約しても違約金0の状態になります)
最低契約期間の消化というのは、例えば今乗り換えた方が、今から3か月後に乗り換えた時よりも最低契約期間が3カ月先に進んでいるって事です。
私の意見を簡単にするとこちら↓
- MNPすると決めているなら、更新月を気にせず速攻MNP(乗り換え)します
- 更新月から2ヶ月以上ある場合は、違約金を払ってMNPした方がお得
といった感じです。
乗り換え(MNP転出)の引き止め
この引き留めはいつ起きるのかというとMNP予約番号発行の時に起きます。
MNP予約番号を発行するという事は、どこかへ乗り換える事になるのでauからすると1人お客さんがいなくなる事になります。
このお客さんを逃がさない(MNPさせない)ためにも引き止めを行います。
引き止めというのは「例えばauに残ってくれたら安くしますよ」「auに残ってくれたら、機種変更安くなるクーポンを差し上げますよ」「ワイモバイル(ソフバンのサブブランド)はどうですか?」的な事をいわれてMNPするかしないかを揺さぶられます。(このクーポンなどは引き止めポイントと巷では呼ばれています)
流石にここで嘘を言って引き止めわけはないので安くはなるのですが格安SIMより安くなることはない(安くなっても一時的)です。
ここで、残るかMNPするかはあなた次第ですが、安くする目的があるなら残らずに格安SIMへMNPすることをおすすめします。
もし引き留めのセールストークをされたら「結構です」や「もう乗り換えは決めています」や「自分以外、家族がドコモなのでドコモに乗り換えます」など適当に答えるのもありです。
これでしつこい引き止めをされることはないはずです。
auからMNP予約番号を発行(取得)する方法|【Web・電話・ショップ】
auからMNP予約番号を取得する方法は
- 電話からMNP予約番号を取得(おすすめ)
- My au(Web)から予約番号を取得(おすすめ)
- auショップに行って取得(おすすめしません)
My au(web)から発行する方法は、以前はできませんでしたがMy auからもOKになりました。
auのMNP窓口に電話して発行する手順
MNP予約受付窓口→0077-75470(auの携帯・一般電話共通)
受付時間→9:00から20:00まで(年中無休)
- auのMNP予約受付窓口に電話をかける
- ロボットによる自動音声案内が始まるので、ガイダンスに従い番号をダイヤルする
- スタッフさんに電話が繋がったら本人確認の質問をされます
- MNP転出の説明、注意事項などを聞く
- MNP予約番号発行完了
予約番号は口頭、SMSメッセージにて送られてきます。予約番号の有効期限も載っていますの確認して下さい。
有効期限は15日ありますが、ほとんどのキャリアは申し込みをする時にMNP予約番号の有効期限が10日以上残っていないと受け付けてくれなく却下されます。
また発行する羽目になって二度手間で面倒くさいと思いますので、発行したらできるだけすぐに乗り換え先に申し込む事をおすすめします。
My au(インターネット)から発行する手順
こちらの取得手順もおすすめです。
受付時間はMNP窓口(電話)と同じく、9:00~20:00です。
- My auを開いてログインして下さい
- 「スマートフォン・携帯電話」をタップfd
- 「ご契約内容/手続き」をタップ
- 「お問い合わせ/手続き」をタップ
- 「MNPご予約」をタップ
- 現在お使いのMNPする予定の電話番号を入力します
- 暗証番号、メールアドレスを入力したり注意事項をに目を通します
- 「予約番号を取得する」をタップしてMNP予約番号発行完了です
My au(web)で予約番号発行の手続きが完了すると、SMSでメールが届きますのでしっかりと確認して消さないように保管しておいて下さい。
↑この手順をご覧になりながら発行すればスムーズに進みますので、手続きの時間もかなり早く終わると思います。
auショップでMNP予約番号を発行する手順
auショップに行ってMNP予約番号を発行してもらう方法です。携帯、スマホを購入したauショップじゃなくてもお近くの店舗でOKです。
持ち物が必要で本人確認のために本人確認書類(パスポート、運転免許証、健康保険証など)が必要です。一応契約中スマートフォン(携帯)も持っていきましょう。
- auショップに訪れる
- 受付にいるスタッフさんに「MNP予約番号の発行をお願いします」と伝えます
- 本人確認として身分証明書を提示します
- MNPに関する注意事項、説明、引き留めなどがあります
- 最後にMNP予約番号発行完了です
経験した事ある人なら分かりますが、ショップに先にお客さんが居て混んでいると長時間の待ち時間が発生します。混雑具合にもよりますが1時間とか平気で待ちます。
待ち時間も発生する、行く手間もかかるという事であまりauショップでMNP予約番号を発行するのはおすすめできる取得方法ではございません。
auから乗り換える際のおすすめの格安SIM(1つ)
MNP転出先がどこがいいか迷っている方もいらっしゃると思うので、私がauからMNP(乗り換え)する際のおすすめの格安SIM(スマホ)を紹介します。
auから乗り換える際のおすすめな格安SIMっていくつもありますし、今から紹介するものが皆さんに合うとも限りません。
そして、今回私がおススメする人はまだMNP先が決めっていない人、迷っている人です、もうどこに乗り換えるか決まっている人は無視して下さい。
あくまでも迷っている人におすすめの格安SIMです。本来ならいくつか紹介するのですが、今回は迷わないためにも敢えて1つに絞りました。
迷っている方にはUQモバイルがおすすめです
何故、UQモバイルが何故お薦めなのかというと通信速度が大手キャリアとあまり変わらず、格安SIMの最大のデメリットである通信速度の安定性を兼ね備えているからです。(auのサブブランドで信頼性もあります)
普通の格安SIMなら朝の8時頃、昼の12時ごろ、夕方の6時頃と出勤、ランチタイム、帰宅時間という世の中の人がスマホをたくさん使う時間帯の通信速度がかなり遅くなります。
でもUQモバイルは大手キャリアと同じような快適さを保ちます。
料金面は大手キャリアよりも大幅に安く、月間データ容量3GBのプランで月々1,980円です。ちなみにスマホを利用している80~90%くらいの人が月々3GBも消費していないそうです。
このauからUQモバイルに乗り換える行為って「ただ携帯料金が減るだけ」に近いです。
普通の格安SIMに乗り換えた場合は「携帯料金が減って、通損速度が遅くなる」となりますがUQモバイルは料金が減るだけっていうチート(裏技) みたいな存在なっています(笑)
世間の人にUQモバイルの通信速度や安さが知れ渡ったら、大手キャリアめちゃくちゃ困ると思います。
「安くしたいけどどれにすればいいか分からない」「通信速度遅いのは、やだ」「どれも通信速度が遅そうで不安」という方にはおすすめの格安SIMになっています。
※お得に申し込むためにもキャンペーンを確認しましょう。
電話かWeb(My au)からMNP予約番号を発行するのがおすすめ
今回の記事は【auからMNP予約番号を発行(取得)する方法|電話かWebがおすすめ!手数料は?】といったタイトルで
- auからMNP転出する際にかかる費用(手数料)
- 契約更新月の確認方法と乗り換えるタイミング
- auからMNP予約番号を取得する手順
- auから乗り換える際のおすすめの格安SIM1つ
といった内容でお送りしました。
大まかに説明すると
掛かる費用は
- MNP転出手数料(auでかかる3,000円)
- 契約事務手数料(乗り換え先でかかる3,000円)
- 契約期間内にMNPした場合の違約金(9,500円)
更新月の確認方法は
My au(マイページ)のご契約情報から確認できる
MNPするタイミングは
- 乗り換えないといけない理由がある人は、速攻乗り換え
- 契約更新月
- 契約更新月まで後2ヶ月以上ある場合
MNP予約番号の発行方法は
- 電話
- auショップに行く
- My au(インターネット)
といった3つの手順があり簡単でおすすめなのは電話とMy au(インターネット)からの発行です。
auからMNPする際におすすめの格安SIMは
UQモバイルです。(どれにすれば良いか分からずに迷っている方におすすめ)
MNP予約番号を発行したら後は、乗り換えるキャリアに申し込むだけです!
少しでも皆様のMNPの知識を深めてもらえたり、乗り換え役立ったら幸いです。
スマートフォンを楽しみましょう。
以上「auからMNP予約番号を発行(取得)する方法|電話かWebがおすすめ!手数料(違約金)は?」でした。